今年で4回目を迎えます租税教育活動KWT。「働く」こと「納税する」ことの大切さを学び、さまざまな社会体験を通じて子供たちの自主性・主体性を育むことを目的として活動をしています。過去3回、租税の仕組みを学び、勤労体験として農作物の収穫・収穫物の販売をおこない、得た収益で公共的利用を子供たち自身で考えKWT“子ども働く税”として納税体験を行ってきました。

「考え・学び・行動する」

当事業では子供たち自身が「考え・学び・行動する」ことを大切に考え、より意識して取り組んでもらえるよう、さまざまな試みを実践しています。勤労体験ではより深く実感してもらえるよう田植えから始まり、収穫までを行います。また、自身で刈ったお米を使い、イベント模擬店での販売に挑戦してもらいます。

「親子一緒に」

販売イベントの終了後には収益の発表。その収益で何ができるのか?公共的にどう利用するのか?ご家庭で親子一緒に考えていただき、後日、キッズ会議にて発表をしてもらいます。子供たちにはキッズ会議の結果をまとめてもらい来年1月、品川区役所で納税式を行います。これら一連の体験活動が子供たちの豊かな感性を育む場であるよう、私たち品川法人会 青年部会は当事業に力を注いでいきます。

「わたしたちの想い」

2025年、日本の推定人口9700万人。65歳以上65%。子供たちが社会の中核となっている30年後。社会保障も含め、今のような公共サービスが受けられているとは限りません。就労人口が減り税収も減っていくこれからの時代、子供たち自身で税金そのものの在り方や、その使い道まで考える。そしてより豊かで安心な社会を築く力を身につけてほしい。それが私たちの願いです。