【第3代 井上裕之】

最初は法人会というものを知らず、たまたま誘われた阪急ホテルでの会合に行き、そこで初めて松尾さんに出会い青年部会に入会しました。その後、松尾さんのもとでいろいろ活動させてもらい、数多く酒を交わすうちに気に入られたんだと思います。そして、昭和55年3代目部会長に任命されました。

その当時、青年部会といっても、経営者のジュニアの集まりではなく、経理の課長クラスの方たちが沢山いました。しかし私が「青年部会は次世代を担う人の集まりであるべきだ」と言い出し、だいぶ周りからは反発されたのを覚えております。退会する人もいましたが、ジュニアの育成という自分の考え方を貫き通しました。それが現在のカタチに至っているのではと思っています。

これからも経営者同士で立派に成長して、大いに稼ぎ、良き納税者でありましょう。

※青年部会広報誌「縁」青年部会創立50周年特別号より。